市販のドリルもいろんな出版社から出ていますが、
今日は学研の幼児ワークから「かず 3歳」の実際に使ってみた感想を書きます。
かず 3歳 学研の幼児ワークの内容は?
全部で60ページ、全てフルカラーで、それぞれのページの右上に貼るシールがついています。
税別660円と考えると、七田式・知力ドリルよりもお得感がありますね。
またこのドリルはA4サイズなので、小さい子供にはみやすくていいと思います。
かず 3歳 学研の幼児ワークにあったタイミング
3歳とありますが、表紙にあるように5までの数が数えられたらスタートしてみるとスムーズに取り組めると思います。
このドリルの目標は
- 10までの数
- 数と数字の理解
- 大小の比較
が主な習得を目標としている内容のようです。
主に、数える、数字を書く、見つける、数を比べる(大小の比較)などが身につくような問題がミックスされて収録されています。
バラバラで出てくると子供は飽きなくていいですよね。
かず 3歳 学研の幼児ワークの中身とすすめ方
3歳用のドリルですが、当然ながら問題文がまだ子供自身で読めないので親が一緒についてやってあげないと無理です(笑)
問題は下のような感じになっているので、数字(ただの記号としての)と数(物を数える)の認識をドリルをやりながらすり合わせていく感じになります。
例えば、下の問題は「かめ」の数を数えて、下の○に色をぬる問題です。
まず3歳の子供は問題文を自分で読むことができないので、親が問題文を読みます。
そして問題文の意味を説明しながら、一緒に取り組みます。
「かめを数えること」と、「下の○に同じ数だけ色を塗ること」が同じ数字を表しているという脳のシナプスをつなげる作業が必要です(笑)
絵の中にかめを数えた数字と、○の下に数字を書いているのは、かめ=○の数というのを理解してもらおうと試行錯誤していたあとです(笑)
次の問題は子供の大好きな迷路です。
これは大きな数字を選んで進んでいかないとゴールできないので、別れ道で「3と2はどっちが大きいかな?」と質問をしながら進んでいきます。
当然、どっちが大きいかわからないこともあります(笑)
その時に最初に紹介した、かめを数える問題であった○の数が生きてくるのですが、手元におはじきの代わりになるものなどを置いて実際に数を比べながらやったり、ドリルの1ページ目にある「かずのひょう」が役立ちます。
他にも1から順番に線をつなぐ、こんな問題もあります。
これは子供も理解しやすいようで、すごく楽しそうにやっていました。
時々出てくるこういう問題で自信をつけさせて、また少し背伸びした問題に取り組んでいくと子供のやる気も折れない気がします。
下の問題は数字を書く練習ですが、これも子供にとっては思考力が要らないので気分転換に良いですよね。
かず 3歳 学研の幼児ワーク まとめ
最近うちでは七田式・知育ドリルを多くやっていますが、学研のドリルは絵もかわいいし、1ページごとにシールも貼れるので、子供にとっては楽しく続けられる工夫がたくさんあるなと感じます。
問題の内容はそれほど変わらないと思います。
大きいのでテーブルの場所を取るのがちょっと困りますが、ひらがなも学研のシリーズのを使って遊びながら覚えていたようなので、学研の幼児ワークは子供にはすごくウケがいい気がします。
子供がドリルやってくれるかな?って心配だったり、数だけをやるのではなく、もじや知恵の問題も少しずつやりたい!っていう場合は、「もじ かず ちえ」が良いと思います。