ドドド独学備忘録 - My Memorandum -

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Busとbathの発音の違い

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先日の朝、家でこんな事がありました。

 

 

あまりにも偶然に、busでもbathでも通じる会話になってしまった為に起こった珍事件(笑)

 

指摘された時に娘の発音を聞き、思うところもあったので、今回はbusとbathの発音の違いを調べてみました。

 

 

bus とbathの聞き分け、発音はむずかしい?

 

busとbathの発音は、s とth をそもそも比較して考えた事がないのですが…

 

今回の会話に出てきたbathに関しては、thの発音がちゃんとできていれば良いかなという程度の認識でいました。

 

これは私が日本語がネイティブである事も大きいと思います

 

なんかthが出てくると構えちゃう(笑)

 

日本語で書くと「バス」。

これがVのヴァだったらもっと意識するのかもしれませんが、Bのバの音の場合、ついつい普段のバビブべオ発音を日本人だったらしてしまうと思うんですよね←私だけかも知れませんが・・・。

 

Bus とbathは末尾がSとTH、当然thの発音は少し英語を勉強していれば、それなりに気をつける発音なので、私なりにTHはちゃんと発音したつもりでいました。

 

が、先日の娘に指摘された時に、もしかして問題はs とthではないのかも?と思うに至りました。

というのも、日本語の「バ」に該当する発音、正確にいうとb「a」の部分の娘の発音が明らかに別物だったからです。

 

要するに、語尾のsとthの発音よりも前にすでに問題が起きているのではないか?という推測です。

 

というのも、お恥ずかしながら、少し前に起きた珍事件でも同じようなことがありました。

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busと bathの発音の違い

 

それぞれの発音の違いを見ていきましょう。

 

bus

発音記号 /bʌs/

bath

発音記号 /bæθ/ 

 

日本語で書くと「バ」、ローマ字で書くとb「a」の部分は、busは/ʌ/ 、bathは /æ/。

日本語で書くと「ス」の部分は、busは/s/ 、bathは /θ/。

 

日本語だとどっちも同じバスなのに、バもスも厳密には違うんですよね…

 

 

まずは、母音の/ʌ/ と /æ/から見ていきましょう。

 

 

/ʌ/と/æ/ の発音の違い

 

/ʌ/ の発音は、口を大きく開けすぎない?「ア」が近い音なのではないかと思いますが、英語の綴りでは「u」や「o」になっている事が多いです。

 

例えば、but, some, fun, summer, cut など。

 

 

/æ/ の発音は、やはり日本人の私には「ア」に聞こえますが、夫や娘に聞くと別物だそうです(笑)

アゴを下げて口を開き、舌先が下の前歯の裏に触れるような感じで発音。
英語の綴りでは、ほぼ「a」になっていることが多いです。

 

/æ/は単語の始め、もしくは子音に挟まれていることが多く、例えばbad、pat、dance、answer、accessなど。

 

 

 

/s/ と/θ/の発音の違い


/s/ は、日本語の「ス」に近い音ですが、SUのUの部分の音が少ない感じで、実際に発音するときに上下の前歯を軽くつけるとそれっぽい音が作りやすいと思います。

 

英語の綴りでは「s」や「c」で表記されていることが多く、例えばsad, sea, niceなどが/s/ の発音です。

 

/θ/ の発音は、いわゆるth...日本人にとって難しい英語の発音の代名詞のようになっていますね(笑)

発音は、上下の前歯をつけずに隙間に舌をつけ、声を出さずに息で音を作る感じで発音すると上手くできると思います。

 

英語の綴りでは「th」、例えばbath、earth、thinkなど。

ちなみに同じ口の形で声を出すthの発音は、father、mother、theyなどが該当します。

 

busと bathの発音の違い

私の発音や日本人がやりがちな間違いに慣れている旦那には許容範囲の私の英語の発音ですが、娘には通じなかったようです(笑)

 

最近はこういった容赦ない場面が増え、初歩的なことを再学習する機会が増えましたが、busとbathの「ア」の発音の厳密な違いを説明しろと言われたら、きっとできなかったので今回は良い勉強になりました。

 

英語だけではなく、子供の何かを教えたり説明したりするだけでも自分の再教育というか、自分自身の方が学ぶことが多いなと感じていますが、英語も例外でなく日々色々勉強になっています。

 

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