昨年1年間、Z会の年中コースを続けてみました。
通信教育なのでメリット・デメリットはある程度は想定した上で始めましたが、実際に1年継続してみた個人的な感想をまとめてみました。
通信教育、Z会を始めた理由
教室に通わない自宅学習にもいろんな方法がありますよね。
昔ながらの紙ベースの通信教材以外にも、タブレット学習やアプリ学習、また書店で参考書を買ってきて自分のペースで進めることもできますし。
私たち夫婦の理想としては子供の理解度や興味に合わせて、教材や書籍、資料などを買い与えて自由に学んでもらうのがベストだと思っています。
学年ごとに習得しなければいけない最低ラインは守った上で、計算が好きなら年齢関係なくどんどん計算は難しい問題にチャレンジする、昆虫が好きならとことん深掘りするなど。
この理想的な環境を与えてあげたいなと思ったものの、常に子供に付き添い、自分自身も本屋や図書館に入り浸って書籍に目を通す時間が捻出できないこと、親の自己満足で中途半端にやったところで子供が被害者になるのは避けたいという理由で断念しました(笑)
年齢や学年に合わせた最低ラインを守るには、実際に全て消化できなくても通信教育の内容に親が目を通しておくだけでも指標になると考えて、Z会をはじめて見ました。
ちなみにZ会を選んだ理由は、いくつかサンプルを取り寄せて娘がZ会を選んだからなので、特に教材にこだわりは持っていませんでした。
Z会を一年間続けてみて、よかったこと、反省点
最初は全ての教材をちゃんと終わらせることができるかな?と心配でしたが、何とか9割はこなすことができたかな?と思います。
本当はすみずみまで消化した方が良いと思うのですが、どうしても私たち親の時間の都合上できないものが結構ありました。特に調理系は、娘に聞いて「やりたくない」といったものはやりませんでした。
Z会を1年間続けてよかったこと
1年間やってよかったことは、通信教育あるあるですが(笑)、強制的に送られてくるのでやらざるを得ないという事。
自分のペースでとなるとなかなか自己管理能力や計画性がないと厳しいですが、カリキュラムを組んでくれているのでただ消化すれば良いというのは本当に楽です。
これは私自身が学生時代に塾などに行かなかった経験から感じていることです。
試験や受験に向けて目標地点からの逆算、計画、必要な教材までを自分で探すというのが、予備校に行っていればしなくていいんですよね。特にネットのなかったあの時代は、お金で解決できることは、親に必死に頭を下げてでもしておけばよかったと今更ながら思うことでもあります。
共働きで、うちの場合は夫が日本語はほとんど読めないので、教材探しや情報収集はほぼ私の役割になるので、通信教育に頼ってよかったと思います。
また類似問題が多く、比較的すんなり解けるせいか、娘の自信にもつながっている気がします。
最近は自分1人で、かんがえるちからワークをこなしている事もあり、なんだか頼もしくなったなぁと感じています。
Z会を1年間続けてみた反省点
反省点というか、最近はタブレット学習の教材も結構あるので、もう少し検討してもよかったかなと思います。
というのも、やっぱり子供ってデジタル機器が好きなんですよね。
学習アプリを何個かインストールしたのですが、やっぱり紙の教材よりも食いつきがいいし、時間を忘れて楽しんでいるのを見ると失敗したかな?と思ったり。
でも紙ベースもまだまだ避けて通れないので、耐性をつけておくというつもりで、学習アプリと市販ドリル、Z会を併用していこうと思っています。
Z会 幼児コース年中まとめ
毎月、感想記事を書いてきましたが、かんがえるちからワークは本当に問題が工夫されていて質の良さを感じています。
またぺあぜっとの内容は、なかなか市販ドリルなどではカバーできない内容だったり、視点が多く、こちらの方が価値としては高いと感じます。
特に雑草?など、普段はただ通り過ぎてしまう草花が取り上げられていたり、私自身も知らないことが多いので、親子で同じ目線で一緒に楽しめる内容が多いのがなんだか新鮮でいいです。
子供に「ママもこれ知らなかったの?」っていわれる事もありましたが、「一緒に勉強しよう!」ってモードでできるので、子供もやらされてる感が少ないのかな?って感じです。
すでに年長コースを継続していますが、小学校に入る時にまた通信教育を続けるか、Z会をこのまま継続するか再検討しようと思います。