去年のうちに12月号の内容までまとめようと思っていたのですが、相変わらず更新が遅れています。Z会年長8月号の感想をまとめました。
Z会幼児コース年長 8月号の内容
8月号の教材はこんな感じです。
他にデジタル教材もありました。
かんがえるちからワークの表紙は間違い探しになっていて、これが大人には意外と難しかったりするんですが、子供すごい!一瞬で見つけます。単に私の目が老眼が入ってきたからかもしれませんが(笑)
更新が大幅に遅れているので、サクサクと内容に進みます。
Z会は効果ある?年長8月号の中身を紹介
まずはひらがなのページ。
多分、ひらがなは小学校に入ってから正式には習うんだと思いますが、今はひらがなカタカナはもう入学前に書けている子がほとんどですよね。
小さい「や」や「よ」なども出てきてます。
そしてこちらは数の問題。どちらの数字が大きいかを問う問題ですが、実際に聞かれていること自体は決して難しいことではないのですが、Z会の特徴として「問題文が難しい」という点があると思います。市販のドリルなどは、問題文をきちんと読まなくても直感的に正しい答えがわかる問題が多いのですが、Z会の場合はきちんと問題文を読んで理解しないと答えがよくわからない問題がたまにあります。うちの子供は国語力がイマイチなのかな?と思うのですが、問題文のひらがなを読むことはできても正しく理解できず、答えに困ってることがたまにあります。
この問題は「おうかん」という言葉を知らないとわからないですよね。また上の問題は「大きい数」にシールを貼りますが、下の問題は「小さい数」にシールを貼るという問題です。
上の問題文だけ読んで、下も解答してしまうと間違えることになります。
個人的に面白いなぁと思った問題がこちらです。
理科に関連する問題だと思いますが、空のペットボトルと水が入ったペットボトルのどちらが水に浮くのかという問題。こういう問題は、答えを出した後に実際に家でもやってみることにしています。日常生活の中で自然と覚え「当たり前」や「常識」として知っている知識に分類されると思いますが、子供の観察力によっては知らなかったりすることもあると思うので、あえて取り上げて下さるのはありがたいなぁと思います。
Z会でこういう問題に触れるようになってから、似たようなケースがあったときに「見て見て!」といって、子供に印象づけるように心がけるようになりました。むしろ親の私の方が得るものが多いかもしれません。
これは自然科学の問題ですが、虫や鳥、動物の知識もいつの間にか覚えている「当たり前」、「常識」といった知識に分類されると思いますが、あえて問題として当たることで、ちゃんと知識が整理できますよね。そしてこの問題も、娘のレベルでは最初はどの選択肢に○をつけて良いか迷ったようです。きちんと問題文を読んで理解しないと正しい答えが導き出すことも、うちの子供の課題なのでこういった問題は本当にありがたいです。
これは国語の問題です。個人的には桜の問題が少しびっくりしました。
真ん中と右の「売る、買う」、「着る、脱ぐ」はわかるとして、「咲く、散る」は意外と子供には難易度が高い気がしました。もし家で反対語を自分で考えて教えていたら、この桜の問題は出さなかっただろうなぁと思います。
自分の年長時代を考えてみると、正直、このレベルの問題は解けなかったかもしれないなぁと思います。やっぱりZ会の問題はレベルが高いと思いますが、年中からやっていたおかげなのか、子供にとってはそんなに抵抗感がなく取り組めているようです。
Z会年長8月号。ぺあぜっとの内容
ここ最近、Z会の価値の半分以上はぺあぜっとにあるのではないか?と思うほど、ちょうどいいタイミングで子供が興味を持ったことを深掘りしてくれ、本当に助かっています。
うちの娘が1年の真ん中あたりに生まれているのもあるのかもしれませんが、季節感と成長の進捗と合っているので、興味を持った絶妙なタイミングで勉強できているからか、本当に食いつきが良いんですよね。
8月号は水にまつわる特集でした。
水はどこから来て、どこに流れていくのか、水の不思議や実験なんかもありましたが、夏のテーマとしてはちょうどいいですよね。
夏は川に遊びに行ったり、水遊びをする機会も多いですよね。ぺあぜっとは、かんがえるちからワークと比較すると意外と面倒に感じる課題もあるのですが、ペアぜっとで勉強した内容を実際の生活の中で目にしたり、自分が知っていることを目にすると子供は純粋に誇らしげだったり嬉しそうにしているので、やっぱり価値があるなぁと思います。
Z会年長 8月号の感想
現在1月なので、8月号は約5ヶ月前にやった内容になるのですが、よく問題をみると1月号にも発展した類似問題がたくさんありました。
まさに継続することのメリットですよね。ぱっと見は似たような問題だけど、問われていることが少しずつ難しくなっています。多分、子供はその微妙な変化に気づかず、知らず知らずにどんどんレベルアップできているんですよね。
見たことがあるような問題なので、子供にとっても抵抗感がないというか「あっ、これやったことある」って気持ちで問題に取り組んでいるようですし、以前より少し難しいことを聞かれているときには、悩みながらも正解がわかったときはすごく嬉しそうにしているんですよね。
少しずつちゃんとレベルアップができるように、うまく作られているなぁと改めて思いました。
うちではZ会の他に、市販の小学生のドリルをやらせているのですが、先日、Z会の市販のドリルがあることを知りました。
小学生の市販ドリルはこちらをやっています。
Z会の市販ドリルは、多分通信教材と同じような問題が載っているのだと思いますが、通信教材は問題数がそれほど多くないので、このドリルを取り入れてみるのもいいかもしれませんね。
ぺあぜっとや理科、自然科学に相当するのはこの「きせつとかがく」なのかな?と思います。
Z会グレードアップドリル まなべる きせつとかがく 4-6歳
他にも図形や論理、のドリル、推理力、数などZ会の通信教材の問題分類と同じカテゴリーでドリルがあるので、通信教材をいきなり契約するのが心配な方は、この市販ドリルは3歳から対応しているので、こちらをやってみるのもアリかもしれませんね。