私は気になる本を手当たり次第に読むタイプなのですが、最近、何となく手に取ると「齋藤 孝」さんの本である率が高いなぁと、ふと気がつきました。
今、自分が気になる内容がたまたま多いのか、元々好きなジャンルなのかよくわかりませんが…先日気になって買ってきた本がこちら。
少し前に流行った「君たちはどう生きるか」の漫画版と同じ方が書かれたイラストかな?って思いますが、読書好きには何となく嬉しい本のタイトルと帯ですよね。
↓コレです。
「読書する人だけが たどり着ける場所」は、本をよく読む人、本が好きな人には自己肯定感がアップするとでもいいましょうか、とっても面白い本なので紹介します。
世界は情報に溢れている
インターネットを多くの人たちが使うようになり、私たちは常日頃、様々な視点で書かれたニュースやネット上の記事などを「これでもか!」ってほど、目にするようになりました。
テクノロジーの進歩とは凄いもので、スマホの普及と共に、こんなにも多くの、決して一生かかっても消費しきれない文章が日々生まれ、溢れかえるなんて、私が学生時代には考えもつかなかった世界になっていますね。
もちろんこのブログもそんな消費しきれないものの一つだと思います。
但し、その中で自分の知識として定着しているものがどのくらいあるか、と問われると、私の場合はやはり書籍で読んだものが圧倒的に多い気がします。
大人は「世の中の事は何でも知っている」??
私は子供の頃から本を読むのが好きでした。
小さい頃は次々にただ絵本を読むのが楽しかつったのですが、小学生になると、学校や図書館にある本を全て読破すれば、世の中のありとあらゆる事を知る事ができると信じていました(笑)
子供らしい発想ではあるのだけど、少なくとも「大人になる」という事は「世の中の事は何でも知っている」と同義だったのです。
スポーツや習い事にも興味を持って取り組んでいましたが、どこかのタイミングで辞めることになってしまいましたが、読書だけはずっと飽きることななく続けてきました。
学生時代には常に数冊を並行して読書をしていましたが、続ければ続けるほど、子供の頃は富士山くらいに見えていた目の前の山が、もう頂上が見えないくらいに目の前にそびえたつ絶壁のような高い高い山である事に気づきました(笑)
実際に年齢だけは立派な大人になってみて、今ではどんなに本を読んでも、どんなに世の中の事を知った気になっても、世の中は日々進化していて、新しい事が起きていて、知れば知るほど世界はとても広いという事を実感していますが。
全ての知るのが無理と分かった今、取捨選択をしながら、自分の興味の波に身を任せてこれからも勉強していこうと思っています。
とりとめのない文章になってしまいましたが、先日読んだこの本の中でも著者の齋藤 孝さんは、読書をすることで得られるもの、読書の魅力について書かれていますが、本好きの人には共感できる事も多く、時々読み返したくなる、何となく幸せな本でした。
「読書する人だけが たどり着ける場所」の読後に気づいたこと
この本を読み進めていくうちに、個人的に感じた事のひとつがランダムに手当たり次第インプットをずっと続けてきたものの、何となく読みっぱなしになっているな、という反省…。もちろん好きで読んでいるのでそれでよいのですが、余り文章を書くのは得意ではないものの、もう少しアウトプットをしていく努力もしていこうと思った次第です。
ちょっと飽きっぽいというか、他に興味が出てしまうと、そちらに全力で行ってしまう傾向が強いので、どこまで続けられるかわかりませんが、細々とアウトプットも続けていこうかなと。
そこで、「モヤモヤスッキリ」と題して普段気になっている事を書く事、読んだ本の事、子育てで気づいたこと、感じた事、などなど、もう少し更新していきます(笑)
いずれ娘にも「ママが書いてたブログだよ」って教えてあげられるかな。←はてなブログがこれからもずっとサービスを提供してくれること、その前に自分がちゃんと継続できる事を祈るばかりです(笑)
読書が好きな方は、きっと「うんうん、わかる!!」って思って読み進められるし、これからも前向きに読書を続けて行こう、と思えると思うので、良かったら手に取ってみてください。